この度、2020年度早稲田大学「内海先生のドロップアウト塾」を開講する運びとなりました。ご案内を掲載いたします。よろしくお願いいたします。 早稲田大学「内海先生のドロップアウト塾」 2020年 新生第一回初回講座 【近代システムの終焉としてのCOVID19時代】【生−権力と例外状態】【対抗文化による自主−自立】 –芸術的抵抗としてのドロップアウトのすすめ− <日時> 2020年5月31日(日) 13:00-16:00 <開催方法の詳細> ※zoomにて開催いたします。 (詳細は下記お問い合わせよりご連絡くださいませ) ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- COVID-19によって世界の全てが変わりました。 近代世界システムの崩壊してる姿は、私が見た東日本大震災の津波や原発事故のような黙示録によって私たちに啓示しています。 私たちは自粛・自制と言われている状況で、見えない監獄の中いつまでも群がり現実逃避し、自らの精神をも抑圧してしまいます。 このような自粛・自制の世の中だからこそ文化や芸術で自己表現し、対抗文化として自主・自立を失ってはなりません。 そして、これまで当たり前に信仰してきた企業奴隷社会への従属することへの幻想が完全に崩壊し、「ドロップアウト」と言う言葉は現実味を増してきています。 このような状況だからこそ早稲田大学「内海先生のドロップアウト塾」は新生第1期初回講座として、バーチャル上で開催いたします。 内海信彦は芸術家とし個人主義を誇示し、1996年から19回近くに及ぶサマーワークショップ、2011年の原発事故後から125回にわたる早稲田大学「内海先生ドロップアウト塾」を通して熱心に語りかけてきました。 そして、2000年にはアウシュヴィッツ強制収容所、マイダネク強制収容所でのライブペインティングなどを中心とする様々な芸術活動を通し20世紀の悲惨と暗黒に向き合ってきました。 20世紀の悲惨と暗黒に向き合ってきた内海信彦が現在の混迷な時代について語ることは重要であり、早稲田大学「ドロップアウト塾」を開催することは大きな意味があります。 事務局長である私、小野太伸も絵画表現研究室のリーダーを勤め、絵画表現研究室展・個展を中心とする芸術活動を通して自主・自立を実践しています。 31日、日曜日、ぜひとも内海先生のドロップアウト塾第1期初回講座『【近代システムの終焉としてのCOVID19時代】・【生−権力と例外状態】・【対抗文化による自主−自立】−芸術的抵抗としてのドロップアウトのすすめ−』にバーチャル上ではありますがお集まりください。 (文=小野太伸) ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【内海先生のドロップアウト塾について】 2012年5月より開講した本講座は、早稲田大学商学科教授東出浩教先生の主宰する「早稲田大学アントレプレヌール研究会」の研究プロジェクトの一環として開かれます。講座では国内外で数多くのワークショップや講義を開催してきた藝術家・内海信彦氏による連続講義を通じ、歴史に対する我々の責任を確認すること、文化におけるスピリチュアリティを知り、歴史・社会・文化における革命の意義を問い直すことを学びます。そして、講義を通して若者らが自らの生き方を主体的・創造的なものへと変革していく可能性を、受講者の皆様と共に探究していきます。 【お問い合わせ】 ドロップアウト塾事務局 小野太伸 メール:[email protected] 電話:090-8615-6112
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内海 信彦
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